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偏摩耗について

 

偏磨耗とは簡単に言うと、タイヤの山(トレッド)が何らかの原因で均一に磨耗せず、
タイヤの山(トレッド)が不均一になってしまう状態を言います。
タイヤは路面との摩擦力で、自動車の挙動(発進、加速、旋回、停止)を支えており、
タイヤの山(トレッド)が徐々に路面との摩擦で、磨耗していくことは理解していただけると思います。

しかしながら全体が均等に磨耗するわけではありません。
タイヤ自体の特性ややアライメント、運転の癖などで偏った減り方をします。
逆に、この偏磨耗の具合を見ることでタイヤの空気圧やアライメントの異常、
運転の悪い癖などを察知することができ安全に運行することが出来ます。

偏磨耗の種類には大きく分けて次の6種類があります。

➀『段減り』

進行方向の前後どちらかに向かって、タイヤの磨耗が進んでいる側と残っている側の差が現れます。
ブロックパターンのタイヤ、乗り心地を重視したタイヤやスタッドレスタイヤなどの
ブロック剛性が弱いタイヤに特に多く見られる現象です。
矢印の方向に回転して図のような形に磨耗した場合、急ブレーキを掛けすぎるという
原因が考えられます(主に前輪)。
磨耗の方向が逆の場合、急発進が多い可能性があります(駆動輪)。

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➁『センター磨耗』

タイヤの中央部分だけが減ってしまっています。空気圧が高すぎる場合によくおこるタイヤの磨耗です。
特に、FR車の後輪に発生しやすい磨耗現象です。

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➂『片減り』

タイヤのどちらか片方の端部だけが減っている磨耗です。
キャンバーやトーインと言ったアライメントの狂いが考えられます。
ちなみに車両に対して外側が減っている場合はポジティブキャンバー過多かトーイン過多、
内側が減っている場合はネガティブキャンバー過多かトーアウト過多です。

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④『両肩減り』

片減りはどちらか片方ですが、両肩減りではタイヤの両サイドが減ってしまっています。
あまりカーブで減速しないような走り方をしていると発生する磨耗です。

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➄『フェザーエッジ磨耗』「羽状磨耗」とも呼ばれます。ブロック毎に、横方向に段減りと同じ偏磨耗がおこっています。
片減りと同じく、トーインなどのアライメントが狂っている時に発生しやすい磨耗です。
ブロック剛性の弱いタイヤに多く見られます。

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➅『局部磨耗またはスポット磨耗』

急ブレーキなどでタイヤを引きずった時に発生する磨耗です。

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タイヤのメンテナンスは車のメンテナンスや運転の仕方など、総合的に注意が必要だということですね。