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タイヤのインチアップ(ロープロファイル化)について

クルマをドレスアップするときの基本ともいえるロープロファイル化(偏平化)。
一般的にはインチアップと呼ばれています。

その昔、30年ほど前になりますが、Y社のアドバンというタイヤで13インチから15インチにサイズアップしたのが、ロープロファイル化の始まりのころだったと思います。
扁平率もまだかわいいもので、60でしたね。
$タイヤ安全のブログ-扁平率

その後、インチアップサイズのタイヤも次第に純正での標準装着が進み、今では扁平率50くらいであれば当たり前の世界になってしまいました。

インチアップってドレスアップ効果だけではない

走行性能の向上にも大きな効果を発揮します。
ブレーキ性能、コーナーリング性能の他、バネ下荷重の軽量化にもつながりますので、
乗り心地も向上します。
ただし見た目には内径が大きいほどカッコいいからといって、むやみに大きなホイル径にアップしても良い訳ではありません。
他の性能が犠牲になる場合もありますので、ドレスアップ効果と走行性能・快適性能、さらにクルマとのマッチングを考えてサイズを決めていただければ、効果的で満足がいくインチアップができると思います。

$タイヤ安全のブログ-インチアップ

 

タイヤのインチアップ(ロープロファイル化)の注意点

 

見た目がかっこいいからといって、ファッション性だけで過度なタイヤのインチアップをすると非常に危険です。
次の4項目の注意点を守って、タイヤのインチアップ(ロープロファイル化)を行うようにしてください。

①タイヤの外径を合わせる。

合わせないとどうなるかというと、外形が違うということは、外周の寸法が換わるということになります。
外周の寸法が変われば、タイヤが一回転したときの走行距離が変わってきます。
一回転での走行距離が変われば、スピードメーターの指針が狂ってしまうことになります。

外形が標準より大きいと、スピードメーターは実際より低く指してしまい、反対に外形が標準より小さいと、スピードメーターの針は実際より高い表示となってしまいます。

※カタログのタイヤサイズ対応表などを参照してください。

②フェンダーなどとの接触や、回転部分の突出がないことを確認する。

車検に通らなくなるばかりか、フェンダーなどに接触したときに、バーストを起こす危険性があり、非常に危険です。

※停止状態だけではなく、ハンドルを切った状態や、荷重が大きいとき、バンピング時でも接触しないことを確認してください。

 

$タイヤ安全のブログ

フェンダーからの突き出しを確認します。A~B~C部よりはみ出さないこと。

③タイヤの荷重指数(ロードインデックス)が標準装着タイヤより低下しないこと。

ロードインデックスが標準より下回ると、タイヤの耐久性が著しく低下し、最悪の場合はバーストを起こす危険性があります。

 

④サスペンション剛性とのバランスを崩すようなロープロファイル化は避けること。

タイヤの性能がサスペンション剛性を大きく超えてしまうと、サスペンションがショックやコーナーリング時のローリングによるG(重力)を吸収できなくなり、運転操作性が不安定となってしまいます。

 

※要するに足回りトータルでのバランスが大切だということですね。